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コンディショナーとの違いは?トリートメントの成分と特徴

トリートメントの成分と特徴

髪がダメージを受けたとき、美しい髪を取り戻したいときに使えるのがトリートメントですが、それと同じような効果を持つものとして挙がるのがリンスやコンディショナーです。この違い、皆様はご存知でしょうか?

どれも同じような効果なのだから、どれを使っても一緒と考えられている方もみえるかもしれませんが、この3つには違いがあります。こちらではリンスやコンディショナーとの違いやトリートメントの成分と特徴についてご紹介していきます。

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トリートメントとは?

トリートメントとは?

まずはトリートメントはどんなアイテムなのか、概要や効果を紹介していきます。

そもそも名称であるトリートメントとは英語で「処置、治療、手当て」を意味します。毛髪は皮膚などと違い、一度損傷していしまうとその部分を自身で修復することができません。毛根から伸びてくる毛の根元は新しいため損傷はないのに毛先などが傷んでしまうのはそのためです。これにより枝毛などが起こってしまうのです。

毛髪は損傷してしまった場合、早急に適切なケアをしないと日常生活の中でさらに多くの損傷を受けてしまい髪の損傷が進行してしまいます。そんな毛髪の損傷の進行を抑制あるいは防止する効果を発揮してくれるのがトリートメントになります。後述しますが、トリートメントには毛髪の内部に浸透し修復する成分が含まれているのです

では同じような効果が得られるとされているリンスやコンディショナーとは何が違うのでしょうか。その区別についても理解していただきましょう。

トリートメントとリンスの違い

まずトリートメントとリンスの違いですが、効果やその範囲が違います。先述したようにトリートメントは毛髪の損傷を内部から補修する効果を持っています。それに対してリンスは毛髪の表面をコーティングし、帯電防止を目的とした製品になります。この効果を発揮するのがカオチン界面活性剤という成分になります。

詳しくは後述しますが、カオチン界面活性剤は毛髪をやわらかくしっとりさせる作用がありトリートメントにもリンスにも含まれています。しかしリンスは表面を覆うだけなので、この成分は少なく効果としてもトリートメントには及びません。似たような効果として挙がりながらも、トリートメントの方が高い効果を期待できると言えます。

トリートメントとコンディショナーの違い

続いてトリートメントとコンディショナーの違いです。こちらはトリートメントとリンスほどの違いはありません。どちらも毛髪の内部にまで浸透し効果を発揮します。では何が違うのか、それは効果の度合いになります。

コンディショナーはリンスとトリートメントの中間の位置づけにあり、毛髪補修の機能も持ち合わせている弱いトリートメント、あるいはリンスにトリートメントの効果を少し持たせたものだとイメージしていただくといいでしょう。つまりこちらも効果としてはトリートメントの方が高いものを期待できると言うことになります。

洗い流すトリートメントと洗い流さないトリートメントの違い

洗い流すトリートメントと洗い流さないトリートメントの違い

さて、そんな毛髪に効果的な補修剤と言えるトリートメントですが、こちらも大別すると2種類に分けることができます。それが「洗い流すトリートメント」と「洗い流さないトリートメント」になります。そちらの違いも理解していただくため、それぞれの特徴をご紹介していきましょう。

洗い流すトリートメント(インバストリートメント)の特徴

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洗い流すトリートメントは名称の通り、塗布して浸透させた後、洗い流す商品となります。主な効果としては毛髪の内部に浸透して髪のダメージを補修します。塗布してから5~15分放置することで有効成分が髪の内部に浸透していきます。それ以上塗布しておいても効果は変わらないため、洗い流してしまうというわけです。

日常生活の中でダメージを受けると髪の内部から栄養分が流れ出してしまい失われることで、さらに状態が悪くなります。トリートメントはこのように失われてしまった栄養分を補給することができるのです。

>>トリートメントの種類と上手な選び方はコチラ

洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)の特徴

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洗い流さないトリートメントも洗い流すトリートメント同様、ダメージ補修の効果があります。しかし名前の通り、こちらは洗い流しません。これは洗い流さないことによって、プラスの効果を得ることができます

それが髪の保湿とダメージガード効果になります。洗い流さないことでトリートメントが髪をコーティングする状態が出来上がるので、髪を包み込むことで水分を逃がさず、外気や日差しの紫外線、埃、匂いなどから髪を守ってくれます。

髪のごわつきやパサつきの原因なるので、洗い流さないトリートメントで保護することにより美しく艶のある髪が長時間保たれます

>>洗い流さないトリートメントの種類と上手な選び方はコチラ

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トリートメントに含まれる成分

トリートメントに含まれる成分

そんな効果を発揮してくれるトリートメントですが、当然有効成分の働きにより得られる効果になります。製品によっても違いがありますが、主に使われている成分は以下のような成分になっています。

  • カオチン界面活性剤
  • 乳化剤
  • 油性成分
  • コンディショニング成分
  • 毛質保護タンパク / アミノ酸成分 / PPT
  • クリーム基剤
  • ph調整剤

これらの成分のそれぞれの特徴を以下で紹介していきます。

カオチン界面活性剤

カオチン界面活性剤は先ほども触れましたが、静電気防止作用や毛髪をやわらかくしっとりとさせる作用があります。商品によって全成分表示の名称が違いますが、代表例としては「ステアリルトリモニウムブロミド」や「セトリモニウムブロミド」、「ステアルトリモニウムクロリド」、「セトリモニウムクロリド」となります。

主な作用の仕方としては、毛髪表面のマイナス部分と、カチオン界面活性剤の親水基のプラス部分がイオン的に吸着して毛髪の表面に層を形成するため、帯電防止効果を発揮してくれます

この効果を利用してカチオン界面活性剤は衣類の柔軟剤にも使用されているように、繊維をやわらかくする効果があります。従って、カチオン界面活性剤を主成分としたトリートメントでケアすると、髪が静電気を帯びないので広がりにくく、しなやかにまとまるというわけです。

乳化剤

乳化剤はノニオン界面活性剤とも言われます。「セテス-2,6,10,15,20」や「オレス-2,10,15,20」が全成分表示の表示名称例となります。油性成分を乳化する作用があります。乳化とは簡単に言うと混ざり合わない液体同士などの物質を分離させずに均一にする効果のことを言います。

界面活性剤にも同じ効果がありますが、その中でも上記の効果をもつ物を乳化剤、それ以外の効果も持っているものを界面活性剤というのです。

コンディショニング成分

コンディショニング成分は名称通り、コンディショニング効果を発揮させるために配合される成分です。コンディショニングとは「調子を整える、調節する」という意味を持っており、3つの効果が重なり合っている機能と考えられています。

外観としては「艶」や「潤い」感、感触としては「さらさら」や「しっとり」感を、仕上がりとしては「くし通りの良さ」や「スタイリングのしやすさ」を与えてくれます。この効果を与えてくれる成分としては油性成分や脂質成分とシリコン、高分子ポリマーが含まれます。

油性成分

コンディショナー成分に含まれる油性成分は、コンディショナー効果の中でも艶や潤いを与え、しっとり滑らかにする作用があります。成分そのものは髪の中に元々あるものなので、ダメージによって失われてしまった油性成分を補うことで、この効果を得ることができすのです。全成分表示の表示名称例は以下のものがあります。

  • オリーブ油
  • ホホバ油
  • アボカド油
  • スクワラン
  • ミリスチン酸イソプロピル
  • イソステアリルアルコール
  • オレイルアルコール

また脂質成分(CMC成分)を補い、保湿性を高める作用や毛髪細胞を接着させる作用があるものもあります。全成分表示の表示名称例は以下のものがあります。

  • 卵黄脂肪油
  • 吸着精製ラノリン
  • ダイズステロール
  • コレステロール
  • セラミド3
シリコン・高分子ポリマー

滑り感を高め、指通りを良くする作用があります。また毛髪保護効果もあるのが特徴でもあります。成分としてはジメチコン、アモジメチコン、ポリクオタニウム-10、キトサンがこれにあたります。ただ髪に余分な負担がかかることもあり、自然な髪の状態を好む方向けにシリコンを含まないノンシリコントリートメントも販売されています。

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毛質保護タンパク / アミノ酸成分 / PPT

こちらの3つの成分は間充物質の補給やキューティクルの保護や保湿の効果があります。特にアミノ酸成分は髪のほとんどを構成する栄養素になります。これらを補給できる成分としては、次のようなものが含まれています。

  • 加水分解卵殻膜
  • 加水分解ケラチン
  • 加水分解コラーゲン
  • 加水分解シルク
  • 加水分解コムギ
  • 加水分解コムギタンパク
  • 加水分解ダイズタンパク
  • グルタミン酸
  • アルギニン
  • ピロリドンカルボン酸

クリーム基剤

クリーム基材はクリーム状トリートメントのベース剤になります。これが含まれることによってクリームのような滑らかな液状になり、髪に塗布することで流れ落ちることなく留まることができます

pH調整剤

pH調整剤はpHコントロール効果やアルカリ中和作用があります。髪は酸性でキューティクルが閉じてしまいます。正常な状態であればこの閉じた状態となるのですが、アルカリ性になってしまうと髪は痛みキューティクルは開いてしまいます

このpH調整剤のアルカリ中和作用によって中和することでアルカリ性から中性にし、pHコントロール効果によって髪の理想のpH値である4.5~5程度にしてくれます

危険性が示唆されるトリートメントの成分について

危険性が示唆されるトリートメントの成分について

様々な成分が含まれるトリートメントですが、これはあくまで数ある成分の中でよく使われる共通の成分です。

トリートメントは生ものと同じように酸化などが起こり品質が劣化していくので、防腐剤や酸化防止剤などが含まれています。しかしこれらの中には近年危険性が示唆される成分として警告されているものがあります。

確かに品質を保つためには必要な成分ですが、中には刺激が強い成分も含まれているので注意が必要です。髪を守るためにトリートメントを使って体を害してしまってはいけません。そこでここからはトリートメントに含まれる危険性を示唆されている成分をご紹介していきます。

防腐剤 / メチルパラベン・プロピルパラベンなど

メチルパラベンやプロピルパラベンは防腐剤として使用されています。トリートメントをはじめ化粧品や食品に配合される添加物として有名です。防腐剤としては優秀なのですが、危険性が示唆される成分でもあります

これはかつて使用されていた「旧表示指定成分」においてパラオキシ安息香酸エステルと記載されていたものであり、アレルギー反応を起こす可能性がある成分とされていたためです。ただし昔は量についても多量に使用されていた経緯もあります。

現在は安全性を考慮し配合率が決められており、パラベンは体に影響が出にくい1%までの配合が認められています。また実際にメーカーが配合しているのは0.1%~0.2%程度となっています。これにより急性毒性を示すことはなくなりましたが、慢性毒性に関しては、長期間摂取することでリスクが高くなることは否めません。

そして全表示成分の成分名称になってからはメチルパラベンやプロピルパラベンと細かく表記されるようになりました。これは同じパラベンの中にブチルパラベンというものがあるのですが、これだけは非常に抗菌力が高く、肌についた場合影響を与えやすい成分となっています。

それらが見分けやすくなったという点でも、この表示名になったのは配慮されていると言えます。防腐剤を一切使っていないというのは必ずしも安全ではありません。シャンプーやトリートメントなどは食品と同じように腐りやすいので、防腐剤が入っていないと2~3日程で腐ってしまいます

これにより菌が繁殖する可能性が高まり、それを髪や皮膚に付くと体に様々な害を及ぼす可能性があります。防腐剤が入っていることについてのリスクもありますが、入っていないことによるリスクの方がはるかに高いことになるのです。

酸化防止剤 / ハイドロキノン・没食子酸プロピルなど

トリートメントは腐ると同時に酸化もしやすいものです。そのため酸化防止剤も欠かせません。その中に含まれるハイドロキンや没食子酸プロピルは危険性が示唆されています。この2つの成分は発癌性があると言われています

ハイドロキノンは防腐剤としてだけでなく美白成分としての効果も含めて使用され、没食子酸プロピルはドックフードなどに使用されている成分ですが、人が食べる食品にも含まれていることが多いです。もちろん必ずしも癌になるわけではありませんが、そのリスクが高くなることは確かなので、成分表示に記載されていた場合は注意が必要でしょう。

金属封鎖剤 / エチドロン酸など

金属封鎖剤はキレート剤とも呼ばれ、元々はカルシウムイオンやマグネシウムイオンの他、洗濯に悪影響を及ぼす鉄イオンや銅イオンなどの重金属イオンを封鎖する作用(=キレート作用)を持つものです。

その代表格であるエチドロン酸はヒドロキシエタンジホスホン酸とも呼ばれ、変色防止や変質防止に用いられている成分となります。危険性が高い成分ではないものの、有機リン化合物であるため毒性が全くないとは言えない成分です。

経済産業省の管轄の中にある化管法(化学物質排出把握管理促進法)では、有害とされており、以下のいずれかの融解せ之条件が当てはまるものとされています。

  • 人の健康や生態系に悪影響を及ぼす恐れがある
  • 自然の状況で化学変化を起こし、容易に有害な化学物質を生成する
  • オゾン層破壊物質

このように指定される成分ではあるため、気になる方は配合される商品は避けるべきでしょう

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