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香水とは?濃度や香料による分類

香水について

香水は種類も増え、日常生活で欠かせないアイテムとして人気が高まってきました。そんな香水ですが、実は香料の割合使用している香料の素材の2つの方法で種類を分けることができます。香料の割合の種類で分けた場合、香料の割合が多いほど香りは強くなりますし、価格も高価になります。一方、香料の素材は天然香料と合成香料で分けることができ、それぞれ特徴を持ちます。

では実際どんな種類で分け、どんな特徴があるのが、詳しい違いなど紹介していきます。

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濃度による香水の分類

濃度による香水の分類

香水は賦香率と呼ばれる割合で分類されています。通常、香水は香料をより効果的に発揮するために、アルコールや蒸留水に香料を溶かしてつくられています。賦香率は香水全体に対する香料の割合を指します。賦香率が高い順番にパルファムオードパルファムオードトワレオーデコロンの4つに分類しています。賦香率が高ければ高いほど、濃度も濃いために香りも強くなりますし、香りの持続時間は長くなります。

>>香水の香りの種類と変化について詳しくはコチラ

パルファム(PARFUM)

パルファムは賦香率が最も高い香水です。香料を最も多く含み、アルコールの割合が少ないので、体温に一番影響されて香りが変化していきます。オードトワレよりも遠くに香りませんが、近い距離でより長く香ります。またパルファムは香水の中で最高級品です。調香師がイメージに最も近い香りで、高価な天然香料を使用していることが多いです。

天然香料が使われていると、人工香料が多く使われているオードトワレ等よりも香水で匂い酔いすることがありません。そのため香水の匂いが苦手な人ほど天然香料を使用しているパルファム、パルファム・グレードを使用した方がよいです。しかしパルファムは最高級品というだけあって価格も高価になります。そのため香水になれてきたらパルファムを使って、香りをよりアーティスティックに感じると楽しめるかもしれません。

ちなみに濃度は15%~20%、香りの持ち時間は5時間~7時間です。

オードパルファム(Eau de Parfum / EDP)

オードパルファムはパルファムの次に香料の割合が多い香水です。一番人気の種類で、持続時間をパルファム並みに香らせながら、より気軽に香りを楽しめるよう手頃な価格に開発されたものです。パルファムと似ている点はありますが、アルコールや蒸留水の割合が多いので香り立ちに若干違いが生じます。女性向けの香水が多かったのですが、最近では男性用の香水も増えてきました。一番人気の種類ということで、種類も豊富です。オードパルファムの濃度は10%~15%で、持ち時間は約5時間です。

オードトワレ(Eau de Toilette / EDT)

香水初心者でも使いやすいのがオードトワレです。香料の割合が低いので、かなり手軽に購入できます。最近は数多くのブランドがオードトワレを中心にした香水を展開していおり、付けすぎても香りが強くなり過ぎないカジュアルな香水であることから男女問わず人気があります。濃度は5%~10%で2時間~4時間の持ち時間と少し短いです。香水を初めて購入する人や、香水をプレゼントしたい人におすすめの種類です。しかし香水本来の香りをより楽しみたい人はあまりおすすめできません。

オーデコロン(Eau de Cologne / EDC)

オーデコロンは香水の強い香りが苦手な人におすすめです。オーデコロンは香料の割合が最も低く、男性用香水に多く見られます。デオトラントに近い使用用途が多く、自然な香り心地です。軽い香りのため年配の男性の方に人気が高いそう。そのほかルームフレグランスやヘアーコロン、ハンカチやタオルの香りづけなど身体以外にも付けることができる香水です。濃度は2%~5%、香りの持ち時間は1時間~2時間です。持ち時間がかなり短いので、普段使いとして使うのは難しいかもしれませn。

香水に使われる香料の種類

香水に使われる香料の種類

香水に使われる香料の種類は大きく、天然香料合成香料の2種類に分けることが出来ます。天然香料とは別名「オーガニック香水」と言われるように植物性や動物性をの香料を使った天然素材からできている香水です。反対に合成香料とは、化学的に天然香料と石油原料を合成した香料のことを指します。現在の香水の90%以上はこの合成香料に分類されています。

ではそれぞれどんな特徴があるのか、詳しく紹介していきます。

天然香料

天然香料とは、植物性香料動物性香料のどちらかを100%使用した香水です。現在の香水はほとんどが化学成分でつくられていましたが、2010年以降アロマをはじめとする香料は、天然香料を贅沢に使用したものが好まれ始めました。

香水が長い歴史を持っている分パンチのある香りよりも「より本物に近いもの」を評価する人が増えてきたことが背景となっています。天然香水の魅力は、たくさん付けても皮脂によく馴染み、さりげなく香る点です。また体臭を生かして香るので、人それぞれで微妙に香りが異なるのが最大の魅力となります。

植物性香料

植物性香料は植物から抽出した香料のことです。葉っぱや果実、花やコケ、木皮や樹脂から抽出しています。抽出量がかなり限られているので、価格は高価になります。さらに天然素材のために、環境に左右されやすいので供給が不安定です。しかし化学成分でつくられたものと比較すると身体に害が少なく、抗ウイルス作用が期待できるそうです。特にゲンラが有名で、メンズ香水を中心に人気が高まってきています。

動物性香料

植物性香料よりも少ないですが、動物由来の香料もあります。動物性香料は生殖腺分泌物から抽出されます。そのため現在はムスク、シベット、アンバーグリス、カストリウム、ジャコウネズミの5種類のみで、非常に珍しい香料です。動物保護による問題もあるので最近では抽出がほとんどされておらず、合成香料へ代替していることが多いです。動物性香料の特徴は、クセの強い匂いです。クセがあるために植物性香料とブレンドすることが多く、大人の香りの香水になります。

合成香料

合成香料は香水の90%が当てはまる、化学的に合成された香料のことです。石油化学工業や石炭化学、パルプ工業で取れる化合物をベースに香りを得ます。人の手で0から作り上げる人工的な香りで、価格が安く手に入れられるのが特徴です。動物性香料の天然採取はとても難しいので、ムスクをはじめとする香料は人工的に作られています。

単離香料

単離香料は合成香料の一種で、天然香料の一部の成分を分離させた香料のことを指します。天然香料から人工的に特定の成分を取り出した香料のため、合成香料として扱われています。例えばローズであれば、ローズの一部に含まれているシネオールのみを取り出したものが単離香料と呼ばれます。ローズと香りが似ている点はありますが、ローズよりも香りの成分がすくないため、あっさりとした匂いがします。アルデヒトをブレンドしたフローラル系香水が有名です。

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