重曹歯磨きの効果や注意点と重曹歯磨き粉の作り方
今ちまたではやっている重曹を使った歯磨きとはどんなものなのか徹底調査してみました。重曹歯磨き粉の効果についてもしっかりリサーチし、磨き方や使い方なども詳しく紹介していきます。
重曹ホワイトニングという言葉があるようにホワイトニングとしての効果はどうなのかにも触れていきます。また重曹歯磨き粉の作り方も調べましたのでご覧ください。また重曹歯磨き粉を使う際の注意点やデメリットなどもお伝えしていくので、最後までチェックしてみてくださいね。
スポンサーリンク
重曹ホワイトニングとは?
重曹は料理や掃除など様々なシチュエーションで使用できる魔法の粉といわれています。現代では重曹ホワイトニングという言葉があり、歯を白くしてくれる効果があると巷ではやっているのです。
重曹ホワイトニングとは簡単に言うと歯磨き粉やすすぐ水に重曹を混ぜて使用することで、ホワイトニング効果を得るという方法のことを指します。
重曹歯磨き
重曹歯磨きは色んなやり方があり、いつも使っている歯磨き粉に重曹を混ぜる方法やハッカ油などと混ぜてペースト状にし歯磨き粉として使用する方法もあります。
ホワイトニング効果を追求した結果、イチゴを細かくつぶし混ぜ合わせて使うなど、様々な工夫をし使用されています。
重曹うがい
歯磨き粉代わりにするのではなく、うがい時や歯磨きあとのすすぎ時に重曹を混ぜた水でうがいする方法です。
後ほど作り方は説明しますが、一度作ったものは冷蔵庫で保存すれば一週間ほど使えるのでコスパもよく、手軽に行える方法といえます。
重曹歯磨きの効果
重曹歯磨きで得られるのはクリーニング効果が一番大きいとされています。
重曹といえば掃除というイメージがあるように汚れの除去や研磨作用が魅力。よくよく見てみると昔ながらの歯磨き粉には重曹が入っているものもあり、親しまれてきた成分ともいえます。
着色汚れやヤニ汚れと結びついているタンパク質を分解する力があるため、使用することで歯がキレイになっていくという仕組みです。
ホワイトニング効果
厳密にいうとホワイトニングの効果があるわけではありません。上記で紹介したように、着色汚れなどをしっかりクリーニングしてくれる効果があるので、本来の自然な白い歯へ戻すことができるのでホワイトニング効果を感じるというのがトリックの種になります。
市販で売られているホワイトニングの歯磨き粉も、同じように表面の汚れを除去することがメインのものが多いため効果はあまりかわらないといえるかもしれません。
虫歯予防効果
虫歯予防に効果がある成分ではないので効果は期待できません。しかし全く効果がないという訳でもありません。食事後の口内は酸性になっているのですが、アルカリ性の重曹を使うことで中和され歯を強くしてくれる再石灰化作用が働きます。
微々たるものなのでフッ素やミネラルみたいに虫歯予防に効果がある成分ほどの力はありません。
歯周病予防効果
歯周病予防への効果もあまり期待できません。ただ塩が入っているものと同様に歯茎を引き締めたり腫れをひかせることもあります。
ですがこの効果は一時的なものであり、歯周病の感染菌を除去できたわけではないので注意が必要です。
口臭予防効果
舌の汚れからくる口臭には効果がありますが、歯周病からくる口臭には効果は期待できません。
一時的に抑えることはできても、元の改善をしないと何度も繰り返すので気をつけましょう。
重曹歯磨きの方法
重曹歯磨き粉は自分で手作りをして使用していきます。どんな重曹を使えばいいのか、どんな材料と混ぜ合わせれば良いのかなども紹介していきます。
研磨の力が強い粉になりますので、長時間磨くのは禁物。いつもの歯磨きの半分くらいの時間を目安に優しく磨くように心がけて下さいね。
重曹歯磨き粉の材料
重曹歯磨き粉で使用する材料で最もスタンダードなものをピックアップして紹介していきます。
材料としては以下の2パターン存在します。
- 重曹と水
- 重曹とグリセリン
それぞれ材料ごとに作り方をご紹介していきます。
重曹 | グリセリン |
水を使った重曹歯磨き粉の作り方
最もスタンダードな材料は水です。コップに一つまみ分の重曹をいれ、重曹が溶け切るくらいの水をいれます。
徐々に水を足していくと失敗しにくいです。溶け切ったら一度指で全体の歯になじませ歯ブラシでゆっくり優しく磨いていきます。一度作ったものは日持ちしないので、使用する前にその都度作るようにしましょう。
グリセリンを使った重曹歯磨き粉の作り方
重曹2に対し植物グリセリンを1で混ぜ合わせます。しっかり混ざったらあとは歯ブラシにつけて磨くだけ。研磨効果が高いので優しく磨くようにしましょう。
代わりに殺菌性を重視してPG(プロピレングリコール)を使用してもいいのかという声もありましたが、PGはリスクは少ないといわれていますが発がん性やアレルギーの危険性がゼロではありません。
特に体内に吸収しやすい口内には不向きなためオススメしません。一度作ったら2~3日以内に使い切るようにしましょう。
歯磨きに使用する重曹の種類
- 食用の重曹
- 薬用の重曹
- 工業用の重曹
重曹には上記の3種類がありますが体に優しい食用か薬用を使うようにしてください。工業用は害になる場合もあるので絶対に使用しないようにしてくださいね。
重曹はベーキングパウダーでも代用可能ですが、ベーキングパウダーの場合、重曹以外のものも混ざってしまっているので、可能な限り純粋な重曹を選ぶのがおすすめです。
重曹歯磨きの注意点
何度か注意を促してきましたが、重曹は研磨力の強いものになります。ですので強く磨いてしまうと歯のエナメル質が削れ知覚過敏になる恐れも。
また塩とおなじ成分なので塩分を控えなくてはいけない病気をお持ちの方や口内が刺激に弱い方は使用しないでください。