初心者必見!おすすめの電動歯ブラシと上手な選び方
自分に合った電動歯ブラシを選ぶのは骨が折れます。しかし、ポイントさえ覚えてしまえばさほど難しいことではありません。いくつかの選び方に沿って、自分にピッタリの製品を見つければ良いだけです。
それでは、電動歯ブラシ選びで押さえるべきポイントとはどのようなことでしょうか?いくつかのポイントを解説すると共に、定番の電動歯ブラシも紹介していきます!
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電動歯ブラシの種類と選び方
電動歯ブラシといってもいくつかのジャンルに分かれています。ただ歯を磨くものだけではなく、歯間に入り込んだ歯垢や汚れを除去するものや、着色汚れを落とすものなど様々です。
電動歯ブラシを選ぶときには、自分がどのようなケアをしたいのかを良く考えましょう。そうすることによって、目的に応じた電動歯ブラシを探し出すことができます。
歯磨き用 / 電動歯ブラシ
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電動歯ブラシといえば、このタイプを連想する人がほとんどではないでしょうか?形も手磨き用の歯ブラシと同じですし、単純に歯を磨くための電動歯ブラシになります。
しかし、手磨きで磨くよりもはるかに歯垢除去能力に優れているのが特徴です。また、歯磨き用とはいっても音波式や超音波式など、いくつかの種類に分かれています。
単純に歯を磨くために電動歯ブラシが欲しい人にはおすすめです。
歯間ケア用 / 電動歯間ブラシ(口腔洗浄器)
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電動歯ブラシには、電動歯間ブラシという歯間をケアするタイプも存在します。有名なものでういと、ウォーターピックやエアーフロスなどが歯間ケア用にあたります。
口腔洗浄器とも呼ばれる電動歯間ブラシは、細いノズルから高圧の水流が吹き出して歯間の汚れを除去します。
そのため、電動歯ブラシでは届かないような隙間の歯垢を除去し、口臭や歯周病予防に貢献してくれます。
電動歯ブラシだけでは物足りないと思っている人や、歯垢や汚れを徹底的に除去したい人にはおすすめの製品です。
ホワイトニング用 / ステインクリーナー
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コーヒーなどの着色汚れを落としてくれるのが、ホワイトニング用の電動歯ブラシやステインクリーナーです。
ホワイトニング用の電動歯ブラシは、ブラッシングモードにホワイトニング専用のモードが搭載されています。また、より効果を上げるために、ホワイトニング専用のブラシもあります。
ステインクリーナーはその名の通り、ステイン除去に特化した製品です。こちらの製品はステイン除去専用になります。
ホワイトニング用の電動歯ブラシやステインクリーナーを使用すれば、歯を白くすることができます。
そのほかにも、口臭の原因となるステインを除去してくれるので、歯を白くしたい人や着色汚れが気になる人にはおすすめです。
電動歯ブラシの振動方式(音波)の選び方
電動歯ブラシを選ぶときには、振動方式のことも考えなければなりません。電動歯ブラシには音波振動と超音波振動があり、両者の違いを覚えておくことも大切です。
それでは音波と超音波ではどちらが良いのか?超が付いているから超音波の方が良さげですが、そんなことはありません。というのも、音波と超音波は全く違う性質を持っているからです。
音波振動は、実際に振動を発生させて振動の力で歯垢を除去していきます。そのため、音波振動の電動歯ブラシは手磨きの必要がありません。
一方で超音波振動は、音波振動のような振動はせず、限りなく音に近い振動になります。音といっても人間では聞き取ることのできない波長なので、気になることがありません。
超音波振動は、この波長が歯垢の除去をしてくれるといわれています。ただし、波長がメインの超音波振動は、ほとんど振動することがないため、ほとんどの超音波式電動歯ブラシでは手磨きが必要になります。
音波式電動歯ブラシの特徴
音波式電動歯ブラシは、1分間に16~20000Hzの周波数で20000~31000回の振動数が特徴です。ブラシ自体が振動して歯垢を除去するため、手磨が不要です。
毛先が触れていない部分まで歯垢を除去する力があるので、振動を感じながらしっかりと歯垢を落としたい人にはおすすめです。
超音波式電動歯ブラシの特徴
超音波式電動歯ブラシは、1分間に2000Hz以上の周波数で1000000~1500000回の振動数が特徴です。音波式に比べるとはるかに振動数が多いのですが、ブラシの振動をほとんど感じません。
音の波長によって細菌を破壊し、歯垢の付着力を弱めるのが目的です。振動によって歯垢を落とすわけではないので、自分で手磨きをする必要があります。
ある程度は自分で手磨きをしたかったり、音波式は振動が強くて苦手だという人にはおすすめです。
電動歯ブラシの研磨方式(磨き)の選び方
電動歯ブラシは、いくつかの研磨方式に分かれます。研磨方式の種類はタテ運動、ヨコ運動、回転運動が基本です。自分がどのようなケアをするのかによって、研磨方式の選び方も異なります。
話題になる電動歯ブラシのほとんどは、タテ運動、ヨコ運動、回転運動をする高速運動式という電動歯ブラシになります。しかし、中にはアシスト式と呼ばれる電動歯ブラシも存在します。
このアシスト式ですが、振動はするものの自分で手磨きをするのが前提になります。そのため価格も安く、500円前後で購入できてしまいます。
初めて電動歯ブラシの購入を考えている人は、高速運動式もアシスト式も同じに見えてしまうでしょう。しかしこの両者は、使い方も性能も全く違うものになります。
電動歯ブラシを選ぶときには研磨方式の種類もそうですが、高速運動式とアシスト式があることも頭に入れておきましょう。
アシスト式電動歯ブラシ
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ブラシ自体は振動しますが、この振動で完全に歯垢を除去するという力はありません。アシスト式というだけあって、振動は手磨きをするときの補助と思った方が良いでしょう。
アシスト式電動歯ブラシの多くは、価格が安いのが特徴です。電動歯ブラシを選ぶときに安いものを見つけたら、まずはアシスト式なのかを確認するのが無難です。
高速運動式電動歯ブラシ
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代表的な高速運動式電動歯ブラシは、タテ運動、ヨコ運動、回転運動の3つです。複雑な動きでしっかりと歯垢を除去してくれるのが特徴です。
電動歯ブラシの中には音波水流を発生させる製品もあります。水流の力で、歯間や歯周ポケットの歯垢を効率的に洗い流してくれます。
振動型(タテ運動)の電動歯ブラシ
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振動型はタテ運動ともいわれ、ブラシが高速で振動するタイプの電動歯ブラシです。通常だとブラシが触れている部分の歯垢は取り除けます。
しかし振動型は、ブラシが触れていない部分まで振動が伝わり、その振動で歯垢も除去してくれます。歯磨きが苦手な人や磨き残しが気になる人には、おすすめのタイプです。
回転運動型の電動歯ブラシ
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ブラシが回転するタイプの電動歯ブラシです。ブラシの回転で歯垢が落とせるのはもちろんですが、この回転運動型は、1本1本の歯を包み込むようにして磨くことができます。
歯を包み込みながら、歯周ポケットなどに隠れた原因菌を取り除けるため、1本1本の歯を丁寧に磨きたい人にはおすすめのタイプです。
ヨコ運動型の電動歯ブラシ
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イメージとしては、手磨きのような動きで磨くタイプの電動歯ブラシです。ただし、自分で磨くのとは違い、ヨコに細かく動いてくれるので歯垢除去能力も高いです。
ヨコ運動型は歯周ポケットの汚れを取り除き、歯の表面をツルツルにしてくれる効果もあります。
手磨きのときには多くの人がヨコ運動がメインであることから、手磨きに似た感覚で歯を磨きたい人にはおすすめのタイプです。
電動歯ブラシの選び方のポイント
アシスト式の電動歯ブラシを考えている人は、ここから先の選び方を読む必要はありません。
しかし、アシスト式ではなく、手磨きが不要な電動歯ブラシを選ぼうと考えている人は、これから解説するポイントはしっかりと覚えておきましょう。
バッテリー方式の種類と選び型
電動歯ブラシには、充電式と乾電池式があります。充電式は自宅メインで使用するのに向き、乾電池式は携帯しての使用に向きます。
自分がどのようなシーンで使用するのかを良く考えて、充電式か乾電池式を選びましょう。
充電式の電動歯ブラシ
充電式の電動歯ブラシは、機能が多くパワーが強いのが特徴です。そのため、たくさんの機能を使いこなしたい人にはおすすめの電動歯ブラシです。
付属されているアイテムも便利なものが多く、使い勝手の良い機種が揃っています。充電式であっても、携帯しての使用を想定した付属品が含まれていることもあります。
乾電池式の電動歯ブラシ
乾電池式の電動歯ブラシは、主に携帯しての利用に向いています。充電が不要なため、充電をすることなくスムーズに歯磨きができるのも特徴です。
乾電池式は携帯して使用する人が多いため、サイズもコンパクトで軽量なものが主流となっています。特に、電動歯ブラシの大きさが気になる人や、持ち運んで使用する機会が多い人にはおすすめです。
連続使用時間の選び方
電動歯ブラシ選びで重要なポイントのひとつに挙げられるのが、連続使用時間です。連続使用時間が長ければ当然のことながら電池が長持ちするわけですから、長い方が良いのは当たり前です。
自宅でも持ち運びでも、電動歯ブラシを選ぶときには、連続使用時間の長い製品にしましょう。
メーカーやブランドごとに連続使用時間が記載されていれば良いのですが、中にはわかりづらい表記もあります。そんなときのために、消費電力から使用時間を割り出す方法を解説していきます。
消費電力から使用時間を割り出す方法
まず初めに、充電池の容量を知っておく必要があります。これは機種ごとに違うので自分で調べなければなりません。
例えば、充電池の定格電流が400mAhで定格電圧が3.6Vだとします。この数値から電池の電力量を計算します。
計算するときには、ワット時[Wh]=定格電流[mAh]÷1000×定格電圧[V]の公式を用います。
電池=400[mAh]÷1000×3.6=1.44[Wh]
次に電動歯ブラシの消費電力を計算します。ここでは仮に電流500mAh、電圧1Vで計算します。
電動歯ブラシ=500[mAh]÷1000×1=0.5[Wh]
となります。
最後に、計算して算出した電池の電力量と電動歯ブラシの消費電力を使って、何時間動作するかを計算していきます。
1.44[Wh]÷0.5[Wh]≒2.88時間となり、約3時間動作することになります。
計算して出した答えはあくまでも参考程度にとどめておきましょう。電動歯ブラシの使い方によっては動作時間も変わります。
使用人数で選ぶポイント
電動歯ブラシを選ぶときには、使用人数のことも把握しておかなければなりません。使用人数によっては搭載されていた方が良い機能もあるので、使用人数と機能を良く照らし合わせて選ぶことも重要です。
一人で使用する場合の選び方
極端なことをいえばどんな電動歯ブラシでも構いません。自分一人しか使わないのですから、自分の好きな電動歯ブラシを購入すれば良いのです。
ただし、自分がどのようなケアをするのかを良く考えて選ぶ必要があります。ケアだけではなく、自分が必要と思われる機能が搭載されているのかどうかも、大切なポイントです。
家族で使用する場合の選び方
家族で使用する電動歯ブラシを選ぶ場合、一人で使用する電動歯ブラシを選ぶのとは勝手が違ってきます。家族みんなで共有するわけですから、複数の人が使える電動歯ブラシを選ばなければなりません。
家族で使用する電動歯ブラシ選びのポイントは…
- 稼働時間
- 充電時間
- 家族ごとのブラシの色
の3つです。
稼働時間の長い電動歯ブラシであれば、充電する回数も減りますから、家族での共有に向きます。また、充電時間は短いに越したことはありませんが、充電を忘れることもあるでしょう。
そんなときには、クイックチャージ機能が搭載されている電動歯ブラシがおすすめです。クイックチャージなら2分の充電で約2分使用可能になります。
機能以外では電動歯ブラシの色分けです。色が同じブラシを家族で共有していたら、誰のブラシか分からなくなってしまいます。それを避けるためにも、家族ごとに違った色のブラシを用意することです。
家族が多くて替えブラシの色がない場合には、色ゴムをブラシに付けておくことで間違いを防ぐことができます。
定番のおすすめ電動歯ブラシ
電動歯ブラシ選びのポイントは解説してきました。しかしながら、機種が多くて選ぶポイントに沿ってもなかなか決めることができないって人は、これから紹介する電動歯ブラシが良いでしょう。
どれも知名度と人気が高く、性能も折り紙付きの電動歯ブラシですよ!
>>電動歯ブラシの口コミ評判と性能を徹底比較はコチラ
フィリップス / ソニッケアー ダイヤモンドクリーン
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ソニッケアーの上位モデルで価格は27000円前後になります。ブラッシングモードも多く、付属品も魅力的な物ばかりです。また、USB充電もできて持ち運びにも便利な機種です。
搭載される機能が多く、なおかつ使用者レビューが良い電動歯ブラシを探している人には、おすすめです。
>>フィリップスのソニッケアーの特徴や選び方と口コミ評判はコチラ
パナソニック / ドルツ EW-DE55
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ドルツを代表する電動歯ブラシで、価格は13000円前後です。モード記憶機能やパワー制御機能など、搭載されていてうれしい機能が満載です!
機能の中でも魅力的なのがクイックチャージ機能です。2分の充電で、歯磨き1回分の約2分が使用可能になります。そのため、充電している時間にストレスを感じたくない人には、おすすめの電動歯ブラシです。
ブラウン / オーラルB プラチナ
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機能も豊富で、10000円前後という手頃な価格が特徴の電動歯ブラシです。ブラウンといえば、丸型ブラシによる3D丸型回転です。この回転が99.8%という歯垢除去率を誇ります。
歯磨きナビやトラベルケースなど、便利な付属品も魅力的です。機能、付属品、使い勝手、全てにおいて平均点以上の電動歯ブラシを求めている人には、おすすめです。
オムロン / メディクリーン HT-B315
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3つのブラッシングモードが特徴の電動歯ブラシで、価格は10000円前後です。充電式でありながら本体重量は64gと超軽量です。ブラシも数種類付属されているため、ケアの仕方も自由自在です。
必要最低限の機能を搭載したHT-B315は、機能にこだわりはあるけど多すぎるのもちょっと…と思っている人にはおすすめの電動歯ブラシです。
>>オムロンのメディクリーンの特徴や選び方と口コミ評判はコチラ