虫歯ゼロ!口腔洗浄器の効果と上手な使い方
ウォーターピックやエアーフロスのように、高性能な製品も多い口腔洗浄器(電動歯間ブラシ)。これらは、ただ使っているだけでは最大限の効果を得ることができません。口腔洗浄器には効果的な使い方というものがあります。
どのような使い方をすれば効果的に汚れを除去できるのか?基本的な使用方法から効果的な使用方法まで、口腔洗浄器を最大限に活かす術を教えます!
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口腔洗浄器(電動歯間ブラシ)の効果
口腔洗浄器は便利だという人が多いのですが、実際にどのような効果があるのでしょうか?口腔洗浄器を使用したことによる効果を知っておけば、対策も立てやすいのでぜひ、覚えておきましょう。
口腔洗浄器のメリット
口腔洗浄器を使用することによるメリットはたくさんあります。以下に、代表的な効果を紹介していきます。
- 口臭の予防になる
- 歯周病の予防になる
- 歯茎の血行促進になる
- 取れにくい場所の歯垢や食べかすを洗浄してくれる
歯周病・口臭の原因となる歯垢や食べかすを取り除くことにより、予防に繋がります。また、口腔洗浄器の程良い水圧は歯茎のマッサージにもなり、血行促進を促してくれます。
歯磨きでは落とせないような隙間の汚れも効率的に除去してくれるので、歯磨きと併用することで様々な恩恵を受けることができます。
口腔洗浄器のデメリット
便利な口腔洗浄器でも、多少のデメリットは覚悟しなければなりません。メリットのほかに、口腔洗浄器にはどのようなデメリットがあるのかを覚えておきましょう。
- サイズによっては置くスペースが必要
- 口腔洗浄器を使うのには多少の慣れが必要
- 口腔洗浄器だけを使用しても口内は綺麗にならない
まず、口腔洗浄器だけを使用しても口の中は綺麗になりません。見えない箇所の汚れは洗浄してくれますが、歯磨きのような効果を得ることはできないからです。
口腔洗浄器を使うときには、歯磨きの補助として考えておくのが無難です。
口腔洗浄器を使用するには置くスペースも必要になります。据え置き型のようにタンクが大きなタイプならばなおさらです。
ワイヤレス型といわれるコンパクトな口腔洗浄器でも、多少のスペースは必要になります。
口腔洗浄器の使い方に関してはそこまで難しいことはありませんが、製品によっては慣れるまで多少の時間がかかる可能性もあります。水の勢いが強いので、周りを水浸しにしないよう注意して使いましょう。
口腔洗浄器の使用方法
口腔洗浄器を使うにも順序があります。順序を踏まず適当に使うことのないようにしなければなりません。一度覚えれば特に難しいこともないので、正しい使い方を頭に入れておきましょう。
手順1:タンクに水を入れる
使用する前にタンクの蓋を外して給水します。据え置き型でもワイヤレス型でも給水するのは同じです。給水する水量はタンクによって違いがあります。
水でも良いですが、歯がしみるのが嫌な人はぬるま湯を入れても問題はありません。
手順2:ノズルを組み立てる
自分が使いたいノズルを水流の口にセットします。このとき、水がきちんと噴射されるようノズルがしっかりとセットされているか確認してください。
ノズルの形状が複数あるときには、ケアに応じたノズルを選びましょう。
手順3:電源を入れる
近くのコンセントに差し込み、電源を入れます。コンセントの位置は漏電しないよう、水が飛び散らない位置がベストです。
手順4:ノズル内を洗浄する
ノズルを下に向けて電源を入れます。水がノズルから噴射され、ノズル内の汚れを洗い流してくれます。数秒間洗い流したら一度、電源を切ります。
手順5:口の中を洗浄する
ノズルを口内に入れて電源を入れます。電源を入れたら自分好みの水圧に調節していきます。歯周ポケットや歯と歯の間にノズルをあてるようにして洗い流していきます。
1点集中で歯茎に強い水圧をあててしまうと、歯茎にダメージを与えてしまうこともあるので避けましょう。
手順6:電源を切る
口内の洗浄が終了したら電源を切ってコンセントを抜きます。抜いたコンセントは濡れないように注意して保管しましょう。
手順7:水滴を拭き取る
ノズルからの噴射で周りに水が飛び散っていたら、タオルかペーパータオルで拭き取ります。場合によっては床に飛び散ることもあるので確認してください。
手順8:必要に応じて本体を清掃する
メーカーによっては本体を取り外して洗うことができるタイプもあります。このようなタイプの口腔洗浄器の場合には、汚れていたら必要に応じて洗っておくことをおすすめします。
口腔洗浄器の効果的な使い方
口腔洗浄器を効果的に使用するためには、基本を押さえておく必要があります。押さえるのは基本中の基本なので、誰でも簡単に覚えることができます。
まずは実践をしてみて、要領をつかむところからはじめましょう。
口腔洗浄器を使用する時間
口腔洗浄器を使用する時間は、使う人によるところもありますが、1回2分の洗浄で口内を綺麗にできるといわれています。少し長い人でも3分くらいです。
ただ、口腔洗浄器の使い方に慣れていなければもっと時間がかかります。2分の目安は、だいたい据え置き型口腔洗浄器600mlのタンクをいっぱいにした状態です。
このことから口腔洗浄器を使用する1回のベストな時間は、2~3分くらいです。
口腔洗浄器を使用する頻度
寝ている間は唾液の分泌量が減るので、口の中は菌が繁殖しやすい状態になります。そのため口腔洗浄器の使用は、菌の繁殖を抑えることができる就寝前が一番良いとされています。
いつでも口内を綺麗にしておきたい人は、食後にも洗浄すればさっぱりして気持ちが良いです。
自宅にいなかったり忙しかったりする人は、食後に必ず洗浄をできないこともあります。そうなると、1日のベストな使用回数は、自宅にいることが多い朝起きた後と就寝前の2回がベストです。