ドライアイに効く市販のおすすめ目薬
現在その患者数は全国でも2000万人にも上るといわれる目の病気、それが「ドライアイ」です。日本では1985年ごろから目の疾患として概念が導入されました。
その後パソコンや携帯電話が爆発的に普及、さらにはコンタクトレンズの着用者が多くなったことによって、より多くの人に認知されるとともに、その患者数も増えてきています。
そんなドライアイに対して有効な市販の目薬について紹介していきます。
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ドライアイとは
ドライアイというのは、一言でいえばその名前の通り、涙などの不足により目が乾燥してしまうことによって、目の表面に傷ができてしまう病気のことです。
本来涙というのは、目を守るためには非常に大切なものであり、目の乾燥の防止から、洗浄、殺菌、栄養補給、黒目部分を滑らかに保つなどの様々な役割をはたしています。
人間の涙は油層、水層、ムチン層の三層構造となっています。油層は涙の一番外側で涙の水分が蒸発するのを防ぎ、水層は目に潤いを届けるとともに、栄養分なども含まれています。ムチン層というのは、角膜と接する部分であり涙と角膜を結び付ける役割を担っています。
目は涙によって外部からの刺激などから目を守っているのですが、これが不足することによって角膜が外部にさらされることになってしまい、目の表面部分に傷が生じてしまうということになります。
ドライアイの原因
ドライアイになってしまう原因は一つではありません。一般的な環境要因だけでなく、内科的な病気や目の手術によっても引き起こされることがあるでしょう。
そのような様々な原因がある中で、やはり現代社会における環境要因が最も身近なドライアイの原因と言えるでしょう。
まずはパソコンやテレビ、スマートフォンなどの普及により、モニターを日常的に見続けることでまばたきの回数が減り涙が乾燥しやすくなっていることが挙げられます。
また、空調設備の充実により室内が乾燥しやすい環境となっていることや、緊張状態にさらされることで交感神経が優位になり涙の分泌が抑えられやすくなっているのも一つの原因となっています。
ドライアイの症状
ドライアイによって目の表面が傷つくと、様々な症状が起こります。目の乾きや、疲れ目、目の痛みやかゆみ、目のけいれんなどもドライアイによる代表的な症状と言えるでしょう。
また、10秒以上目を開けてられない。特別な理由もなしに突然涙が出るといった症状を訴える方もいます。これらの症状がいくつか出てきた場合にはドライアイが疑われるでしょう。
ドライアイと言う名前から、目の乾燥だけをその症状と考える方もいらっしゃいますが、あくまでも乾燥によって目の表面が傷ついた状態となる病気なので、それによる様々な症状があると言えます。
ドライアイの治療方法
ドライアイの治療方法で最も一般的なのは、点眼液、いわゆる目薬による治療です。販売されている市販の目薬においては、ヒアルロン酸ナトリウムが配合されているものが一般的だと言えます。
ヒアルロン酸ナトリウムは粘性があるため、涙を目にしっかりと留めてくれる働きがあり、涙や目薬を目に長時間保ってくれるため、目の表面にできた傷を回復させてくれる役割も果たします。
また重症化したドライアイには、涙点プラグという涙の排出口に挿入することで涙が流れ出るのを阻止してドライアイを改善するという方法もあります。
ドライアイに効く市販のおすすめ目薬
ドライアイに困っているとドラッグストアの薬剤師さんに相談したところ、コンタクトレンズなどを使用している場合や人口涙液タイプの目薬が良いのであれば”ソフトサンティア”がおすすめだそうで、そういった条件を抜きにして潤いが欲しいという場合には”新ロートドライエイドEX”という目薬がおすすめだと教わったので紹介しておきます。
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ソフトサンティアはドライアイの人にはおなじみの目薬であり眼科で処方されることもあります、防腐剤フリーで血管収縮剤も使用しておらず人口涙液タイプなので目が乾いた度に目薬を使用しなければならないドライアイな人からすれば安心して使用できる目薬ですよね!新ロートドライエイドEXというのは、今までの目薬の60倍もの高粘度な目薬で”とろーり”というよりもコッテリとした液質なため目に長く留まってくれる目薬です。
ドライアイに効く成分とは
乾燥やドライアイにおすすめされている目薬の成分といえばヒアルロン酸ですが、市販の目薬の成分としては使用できないためヒアルロン酸は添加物扱いになっています、では成分表記されているものでドライアイに効果のある目薬というのは、どんな成分が入っているもののことを言うのでしょうか?
塩化ナトリウム・塩化カリウム
ソフトサンティアに配合されている成分ですね、涙に含まれている成分であり、眼圧を上昇させることもないため緑内障に困っている人たちにも使用者がいます、目に負担をかけることなく潤いを与えるという点でドライアイに効果のある目薬に使われている成分です。
コンドロイチン硫酸ナトリウム
新ロートドライエイドEXに配合されている成分です、主に角膜の保護の効果のために配合されています、コンドロイチンという言葉は目薬以外にも、サプリメントなどでよく見かける名前ではないでしょうか?
ヒドロキシエチルセルロース(HEC)
新ロートドライエイドEXの特徴とも言える成分ですね、涙の蒸発を抑えることで潤いを持続させる効果があり、この成分と高粘度な液質の合わせ技がドライアイな人から高い評価を獲得しています。
ドライアイに効く市販の目薬とその口コミ
薬剤師さんにおすすめされたドライアイ用の目薬「ソフトサンティア」と「新ロートドライエイドEX」についてドライアイに悩んでいる使用者さん達の口コミをまとめておきますので、選ぶ際の参考にしてみてください。
ソフトサンティアの口コミ
- 目を洗い流す感覚で使える唯一の目薬!すごく助かっています。
- コンタクトをしてなくてもおすすめと言われて購入、スースーしないのが快適です。
- 防腐剤フリーといってもホウ酸は入ってるんですね。
- カラコン愛用者ですが、渇きを気にすることなく過ごせてます。
- 涙の分泌が少ないみたいなので人口涙液タイプを探してたどり着きました!
- 使用期限が10日以内というのに焦りましたが、普通に使い終わりました(笑)
新ロートドライエイドEXの口コミ
- 本当にトロットロの目薬、スースーしないし快適です。
- ドライアイ、マシになりました、ずっとリピしてます。
- レーシックした目なので心配してましたが特に問題無いです!
- 寝る前に使ってますが、朝の目がゴロゴロする感じがなくなりました。
- 視界がボヤけるくらい粘土が高くて笑っちゃいました。
- ちょっと値段が高いのが難点ですが、快適さには変えられません。