結膜下出血に効く市販のおすすめ目薬
一般的な充血とは違ってベットリと白目が赤く染まるような症状を結膜下出血といいます。見た目にも怖い感じの症状ですしゴロゴロとした違和感を感じる場合もあるため、市販の目薬を使って早く直したい!という人も多いでしょう。
そこで今回は結膜下出血に効果がるような市販の目薬はあるの?どんな目薬がいいの?といった事に関して調査をしてきましたので、結膜下出血という症状についても詳しく解説しつつ紹介したいと思います。
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その症状は本当に結膜下出血ですか?
結構多いのが、自分で調べて勝手に結膜下出血だと思い込んでいる場合です。
血管が膨張して充血している時、それも強く目をこすったりしてひどく充血している時は白目が真っ赤になるため結膜下出血なのでは?と思いがちですが、結膜下出血は結膜の下の血管が破れることで血豆のようなものができ、べったりと赤く塗ったようになるのが特徴です。
>>結膜下出血の画像はコチラ
ただの充血であれば目薬で抑えることもできますので、画像を確認して違うかも?という場合は結膜下出血ではなく充血について詳しく記載したページを設けているのでそちらをご覧ください。
>>充血と目薬について詳しくはコチラ
結膜下出血に効果のある市販の目薬は無い!?
目の充血を抑える成分というのは、血管が膨張しているのを抑える成分であり、出血を起こしたものを抑える成分ではありません。そのため結膜下出血の治療には吸収促進のための血栓溶解剤などを結膜下注射することもあり、目薬による治療は細菌による炎症などと併発していない限り行われることは少ないとされています。
そのため結膜下出血の場合は自然吸収されるのを待ち自然治癒による改善が定番となっているようで、むしろ充血を抑えるような血管収縮剤の入った目薬を使用すると改善が遅くなるから温めて血管を広げてあげたほうが良いという意見もありました。心配な場合は眼科の受診が望ましいでしょう。
こんな結膜下出血は原因疾患の治療が必要かも!?
軽度な結膜下出血であれば目薬などを使用せずとも10日前後で自然吸収されて白目に戻るため、とくに治療が必要ないと言われていますが、重度の場合や以下の場合には治療が必要なこともあるので、ご自身の症状と照らし合わせて必要な場合は眼科で検査をしてもらいましょう。
目外傷による結膜下出血
鋭利なもので目を傷つけた場合はもちろんですが、何かが強くぶつかったり転倒時に目に力が加わってしまい傷ついたときにはすぐに治療が必要です。また「このまえぶつけたせいで結膜下出血しているな」なんて時も眼科で精密検査を受けることがおすすめです。
痛みや痒み、目やにを伴う結膜下出血
細菌やウイルスによって炎症を起こしている場合が考えられます。白く糸を引くようなネバネバの目やにが出ている時や、自覚症状があって結膜下出血に気がついたときは急性出血性結膜炎や流行性結膜炎の可能性があるので眼科の診察を受けることが望ましいです。病院に行く時間がない、という人はこちらをチェックしてください。
>>結膜炎と目薬について
結膜下出血が頻繁に起きる場合
結膜下出血が短期間の間に繰り返し起こる場合は、動脈硬化・高血圧・糖尿病・白血病・紫斑病・腎炎などの疑いがあるため、内科での検査をおすすめします。
熱を伴う結膜下出血
発熱と結膜下出血が併発している場合はマラリア・ジフテリア・コレラ・チフス・インフルエンザなどが疑われます、原因疾患の治療を行うのが望ましいでしょう。精密検査を要します。