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シャンプーの成分の種類と特徴

シャンプーの成分の種類

シャンプーの成分は非常に多く、成分表示を確認しても「どんな特徴を持った成分かわからない」という人も多いのではないでしょうか?

シャンプーは特に洗浄成分が重要であり、これによってシャンプー選びが成功するか失敗するかが決まると言っても過言ではありません。

ここではシャンプーに含まれる代表的な成分をまとめてるので、ぜひシャンプー選びの参考にしてみてください。

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シャンプーの洗浄成分の種類

シャンプーの洗浄成分の種類

シャンプーにおいて最も重要な要素である洗浄成分にはいくつも種類があります。種類によって特徴があるので、その特徴を踏まえて自分に合ったシャンプーを使用することが、髪の毛や頭皮を守ることに繋がります。

基本的にシャンプーはひとつの洗浄成分だけでなく、いくつかの洗浄成分を混ぜ合わせて作られています。

どの洗浄成分をメインに配合しているかによってシャンプーの質は大きく左右されるので、シャンプーを選ぶ際は成分表示をしっかりと確認してください。

また、髪の毛や頭皮だけでなく、カラーやパーマの落ちやすさにも関係があるので、長持ちさせたい人も必ず確認するようにしてください。

もちろん個人差はありますが、シャンプー選びにおいて配合成分は最重要ポイントですので、以下の成分についての解説を参考にしてみてください。

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高級アルコール系洗浄成分

高級アルコール系洗浄成分

「高級」アルコールとなっていますが、価格や質が高いという意味ではなく、分子の中の炭素原子の数が多いことを指します。「すごく良い物」という意味ではないので誤解しないよう注意してください。

洗浄力が強く安価であるメリットはあるものの刺激や脱脂力が非常に強い為、高級アルコール系洗浄成分がメインとなっているシャンプーは、髪の毛にダメージがある人や頭皮が弱い人は避けるべき成分です。

主に市販シャンプーにメインの洗浄成分として配合されていることが多いですが、2,000円を超えるような高級なシャンプーにもメインで配合されている場合もあるので、購入するシャンプーに配合されているかどうか真っ先に成分表示を確認してください。

しかし、洗浄力が強いので使用後は爽快感があり、安全性は確認されている成分ですので「絶対悪」というわけではありません。頭皮の脂性が強い人等には向いている場合もあります。

ただ髪の毛や頭皮トラブルを避けたい人には決しておすすめできる洗浄成分ではありませんので、高級アルコール系洗浄成分をメインで配合しているシャンプーを使用する際は、十分に注意するようにしてください。

また、カラーやパーマを長持ちさせたい場合も高級アルコール系洗浄成分がメインとなっているシャンプーは避けてください。洗浄力が強すぎることが髪の毛のダメージになり、カラーやパーマが落ちやすい状態になってしまいます。

ただ、価格が安いシャンプーが多いので、髪の毛や頭皮に特にトラブルを抱えていない方には、コスパの面でおすすめできるシャンプーの種類です。

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以下が代表的な高級アルコール系の洗浄成分です。

  • ラウリル硫酸Na
  • ラウリル硫酸アンモニウム
  • ラウレル硫酸Na
  • ラウレル硫酸アンモニウム
  • オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
  • パレス-3硫酸Na
  • ラウレス-4カルボン酸Na
ラウリル硫酸Na

非常に洗浄力が強い上に安価な成分な為、市販シャンプーで配合されることが多い洗浄成分です。泡立ちも良いのが特徴です。

分子が非常に小さいので頭皮に浸透しやすく、強い洗浄力・脱脂力によって肌荒れする可能性がある為、あえてラウリル硫酸Naが配合されているシャンプーを選ぶ理由はありません。

良くない成分として認知されている為、ラウリル硫酸Naを配合しているシャンプーは現在はあまりありませんが、特に乾燥肌・敏感肌の人は避けるべき洗浄成分ですので確認するようにしてください。

ラウリル硫酸アンモニウム

洗浄力・脱脂力が強い洗浄成分です。ラウリル硫酸Naと比べて分子が大きい為、頭皮に浸透しにくく刺激が抑えられているのが特徴です。

ただ、あくまでラウリル硫酸Naと比べて刺激が弱いという話ですので、できるだけ使用を避けた方が良い洗浄成分です。

ラウレス硫酸Na

ラウリル硫酸Naと同様、洗浄力が強く泡立ちも良い、安価な成分というメリットを持った洗浄成分です。

ラウリル硫酸Naと違って肌へ浸透にしくい性質を持っているものの、シャンプーの洗浄成分としては低刺激というわけではありませんし脱脂力も強いので注意は必要です。

近年よく配合されている洗浄成分ですので、シャンプーを購入する際は成分表示を確認するようにしてください。

ラウレス硫酸アンモニウム

洗浄力・脱脂力共に強く、肌への刺激が強い成分になります。類似成分であるラウレス硫酸Naに比べて洗浄力は低くコンディショニング効果があるものの、洗浄成分全体から見るとおすすめできる成分ではありません。

安全性が認められている成分ではあるので配合されている事が多く、実際危険な成分ではありませんが、脱脂力が強いので乾燥肌・敏感肌の人には向いていませんし、アレルギーがある人は避けるべき洗浄成分であると言えます。

オレフィン(C14-16)スルホン酸Na

ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Naが良くない成分として認知されるようになってきた昨今、それらに代わる成分として配合されることが多い洗浄成分です。

非常に洗浄力が強く、泡立ちの良さが特徴となっています。ラウレス硫酸Naと比べると刺激は少ないですが、特に肌が弱い人は避けるべき成分です。

しかし、上述したラウレル硫酸Naやラウレス硫酸Naよりも刺激が少ないので、100%悪い成分というわけではありません。

後述しますが、洗浄力がマイルドなアミノ酸系洗浄成分の洗浄力サポートとして配合されている場合は優れた効果を発揮します。

パレス-3硫酸Na

オレフィン(C14-16)スルホン酸Naと一緒の特徴になりますが、この成分も洗浄力や泡立ちに優れた洗浄成分です。刺激や脱脂力が強い為、乾燥肌・敏感肌の人は使用を避けるべき成分です。

洗浄力がマイルドなアミノ酸系洗浄成分の洗浄力サポートとして使用されていることもありますが、パレス-3硫酸Naをメインの洗浄成分として配合しているシャンプーの使用には注意するようにしてください。

石鹸系洗浄成分

石鹸系洗浄成分

洗浄力が強く、さっぱりとした洗いあがりにすることができるのが石鹸系洗浄成分の特徴です。生分解性が高いので環境に優しい特徴も持っています。

泡立ちも良く髪の毛や頭皮の汚れをしっかりと落としてくれるので、髪の毛や頭皮がべたつきやすい人やスタイリング剤を使用する人におすすめできる成分です。

しかし、逆にその洗浄力の強さから頭皮に必要な皮脂まで洗い流すことによって、かゆみやフケなどの頭皮トラブルの原因になることがあります。

また、基本的に弱アルカリ性なので洗い上がりの髪の毛がきしみます。石鹸系洗浄成分を配合したシャンプーを使用した場合は、トリートメントやリンスで髪の毛を弱酸性にしてあげる必要がありますので注意してください。

洗浄力によってカラーの持ちが悪くなる可能性があるので、こちらも併せて注意してください。

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石鹸系洗浄成分の表示方法の種類

石鹸系シャンプーの成分表示はいくつか表示方法に種類があります。

  • 「石けん」とそのまま表示されている
  • 「ラウリン酸K」のように化合物名で表示されている
  • 「ラウリン酸、水酸化K」のように原料で表示されている

「石けん」という単語が入っている場合は非常にわかりやすいです。具体的には「石けん素地」「カリ石けん素地」というような表示になります。

しかし、化合物・原料で表示されているとわかりづらいかもしれません。以下の単語を覚えればすぐにわかるので参考にしてください。

  • ラウリン酸
  • オレイン酸
  • ミリスチン酸
  • ステアリン酸
  • パルミチン酸

この表示は原料です。いくつかを組み合わせているので確認してみてください。成分表示では必ずしも順番に記載されているわけではないので注意してください。

化合物名の場合は単語の後ろに「K」が付きます。例えば「ラウリン酸K、オレイン酸K」のように、いくつかの化合物を組み合わせているのでこちらも確認してみてください。

弱酸性の石鹸系洗浄成分もある

石鹸系シャンプーはアルカリ性の場合が多いですが、以下の成分は弱酸性の石鹸系洗浄成分です。

  • ラウレス-4酢酸Na
  • ラウレス-4カルボン酸Na

刺激が強いことで有名なラウレス硫酸Naと名前が似ていますが、まったく違う成分です。

脱脂力が強めではありますが安全性が高い成分なので、すっきりした洗い上がりにしたい人におすすめできる成分です。

アミノ酸系洗浄成分

アミノ酸系洗浄成分

洗浄力は全体的に高くないものの、低刺激で髪の毛や頭皮に優しい成分として注目されているのがアミノ酸系洗浄成分です。

乾燥肌・敏感肌の人が使いやすいだけでなく、洗浄力が強くないのでカラーやパーマが長持ちしやすい洗浄成分としても知られています。

洗浄力が弱めなので、洗い上がりの爽快感がどうしてもほしい人や脂性が強い人は物足りなく感じてしまう可能性がありますが、髪にダメージがある人や乾燥肌・敏感肌の人、頭皮トラブルを避けたい人等、幅広い人におすすめできる優れた洗浄成分であると言えます。

一点注意していただきたいのが、シャンプーにどの程度アミノ酸系成分が配合されているかです。成分表示において、上述した刺激が強い高級アルコール系洗浄成分の次にアミノ酸洗浄成分が表示されている場合でも「アミノ酸配合シャンプー」と名乗ることができるので、知らずに刺激が強いシャンプーを使ってしまう可能性があります。

広告やパッケージの文言を鵜呑みにせず、水の次にアミノ酸系洗浄成分が表示されているかを必ず確認するようにしてください。

以下が代表的なアミノ酸洗浄成分です。

  • ココイルグルタミン酸Na
  • ラウロイルグルタミン酸Na
  • ココイルメチルアラニンNa
  • ラウロイルメチルアラニンNa
  • ココイルサルコシンNa
  • ラウロイルサルコシンNa
  • ココイル加水分解コラーゲンK
  • ラウロイル加水分解シルクNa
  • ココイルメチルタウリンNa
  • ラウロイルメチルタウリンNa

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ココイルグルタミン酸Na

適度な洗浄力と低刺激なのが特徴となっているアミノ酸系洗浄成分です。

髪の毛に吸着しやすく洗い上がりがしっとりする特徴もあるので、髪の毛がパサついている人やダメージがある人におすすめです。

安全性も高く、アミノ酸系洗浄成分の中でも特に優れた成分であると言えます。

ラウロイルグルタミン酸Na

ラウリン酸を原料としたアミノ酸系洗浄成分で、上記のココイルグルタミン酸Naとほとんど一緒の性質を持っています。

ココイルグルタミン酸Naはヤシ油を原料としていますが、そのヤシ油がラウリン酸で構成されている為、特徴がほぼ一緒となっています。

安全性が高く、マイルドな洗浄力で低刺激、髪の毛がしっとりと仕上がります。

ココイルメチルアラニンNa

アミノ酸系洗浄成分の中ではやや洗浄力が強いですが必要以上に皮脂を落としませんし、低刺激で安全性が高いのが特徴となっています。

髪の毛や頭皮に優しいアミノ酸シャンプーですが、洗浄力がほしい人におすすめできる洗浄成分です。

ラウロイルメチルアラニンNa

上記のココイルメチルアラニンNaとほぼ同じ性質を持っています。

ココイルサルコシンNa

アミノ酸系洗浄成分の中では刺激が強く、石鹸と同じくらいの洗浄力を持っているので注意が必要な成分です。殺菌作用を持っていることも特徴。

アレルギー性もあるので、肌が弱い人はなるべく避けた方が良い洗浄成分です。

ただ、他の低刺激な洗浄成分と一緒に配合されていることが多く、さっぱり洗いたい人におすすめです。

ラウロイルサルコシンNa

上記のココイルサルコシンNaと同じ性質を持っているアミノ酸系洗浄成分です。

保湿効果が期待できるものの、洗浄力が強めでアレルギー性があるので旧表示指定成分とされていました。

ココイル加水分解コラーゲンK

ヘアケアに非常に有効とされているPPT(ポリペプチド)系洗浄成分です。コラーゲンの分子を加水分解によって小さくすることによって浸透しやすくしています。

マイルドな洗浄力なので脱脂力や刺激が低く、保湿・柔軟・コンディショニング効果にも優れており、アミノ酸系洗浄成分の中でもトップクラスの性質を持っています。

シャンプーとして、これ上ないほどの特徴を持った洗浄成分です。

しかし非常に高価な成分の為、市販シャンプーにはほぼ配合されておらず、高めの価格の限られたシャンプーにしか配合されていません。

ラウロイル加水分解シルクNa

洗浄力や泡立ちは控えめではありますが、髪の毛の保湿や補修、保護などコンディショニング効果に非常に優れているのが特徴の成分です。

非常に高価な分、シャンプーの洗浄成分としてはこれ上ないほどの特徴を持っています。

ココイルメチルタウリンNa

ヤシ油を原料とした洗浄成分です。

適度な洗浄力・低刺激・泡立ちがいいという三拍子揃ったアミノ酸系洗浄成分です。

余計な皮脂を落とすことがないので頭皮環境を健やかにしやすく、まとまりやすい洗い上がりになります。

高価な成分なので市販シャンプーに配合されていることはあまりありません。

ラウロイルメチルタウリンNa

ラウリン酸を原料とした洗浄成分です。

ココイルメチルタウリンNaとほぼ同じ性質となっています。

ベタイン系洗浄成分

ベタイン系洗浄成分

アミノ酸系洗浄成分に性質が似ているのがベタイン系洗浄成分です。アミノ酸系洗浄成分として紹介されていることがありますが、ベタイン系洗浄成分は別の種類です。

洗浄力がかなりマイルドで非常に低刺激なのが特徴になっており、ベビーシャンプーに配合されるほど安全性が高い洗浄成分です。

ベタイン系がメインの洗浄成分として配合されるというよりは、メインの洗浄成分の洗浄力の強さを緩和するサポート役で配合されていることが多いです。

サポート役として配合されていることが多い洗浄成分ですので、メインにどんな洗浄成分を配合しているのかチェックしてみてください。

また、ひとつ注意していただきたいのが、以下が代表的なベタイン系洗浄成分です。

  • コカミドプロピルベタイン
  • ラウリルベタイン
  • ラウラミドプロピルベタイン
  • ココアンホ酢酸Na
コカミドプロピルベタイン

ベビーシャンプーに使用されるほど安全性が高く、刺激が弱いのが特徴となっている洗浄成分です。

しかし、洗浄力が強くないので髪の毛や頭皮がべとつきやすい人には不向きです。

安価な為、市販シャンプーからサロンシャンプーまで様々なシャンプーに配合されています。

ラウリルベタイン

低刺激で安全性が高い天然由来の洗浄成分です。マイルドな洗浄力が特徴です。

シャンプーの泡立ちを良くする働きがあり、湿潤効果があるので髪の毛をまとまりやすくすることができます。

ラウラミドプロピルベタイン

上記のコカミドプロピルベタインを似た効果を持った洗浄成分です。

マイルドな洗浄力で低刺激なので、その安全性の高さからベビーシャンプーにも配合される洗浄成分です。

ココアンホ酢酸Na

天然由来のベタイン系洗浄成分です。

気泡力に優れており、低刺激で安全性が高い特徴と持っています。

柔軟効果や帯電防止効果もあるので、補助洗浄剤としてシャンプーに配合されることが多い洗浄成分です。

その他の洗浄成分

その他の洗浄成分

上記の種類以外にもシャンプーでよく配合されている成分を紹介します。

どれも重要な成分ですのでぜひチェックしてみてください。

  • スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na
  • デシルグルコシド
  • コカミドMEA
スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na

洗浄力が高めではありますが、刺激がそこまで強くないのが特徴の洗浄成分です。

泡立ちも良く髪の毛や頭皮を洗いやすい成分なので、髪の毛や頭皮がべとつきやすい人やワックスなどのスタイリング剤を使用する人に向いている洗浄成分です。

デシルグルコシド

洗浄力に優れているものの、刺激が低く安全性にも優れた洗浄成分です。

皮脂汚れに強いので、脂性が強い人に向いている洗浄成分です。

コカミドMEA

成分自体に洗浄力があまりないですが、泡立ちや洗浄力をサポートする役割で補助的に配合されていることが多い成分です。

基本的に安全性が高く、シャンプー以外にも使用されています。

洗浄成分以外のシャンプーの成分について

洗浄以外のシャンプーの成分について

シャンプーは配合されている成分の大部分が水と洗浄成分になりますが、髪の毛の補修成分やコーティング等の成分も少ないですが含んでいます。

こういった成分によって洗い上がりが変わりますし、シャンプーによってはトリートメントやリンスをする必要がなくなる場合もあります。

洗浄成分と併せてチェックすると、よりよいシャンプーを見つけることができますのでぜひ参考にしてみてください。

シリコン(シリコーン)

正式には「シリコーン」と呼ばれる非常に安全性の高い成分です。髪の毛に艶やなめらかさを与えることによって、摩擦などの刺激から髪の毛を守ることができます。

成分表では「ジメチコン、ジメチコノール」と記載されていることが多いですが、「メチコン、シロキ、シラル、シラン」が成分の名前に入っている場合はシリコンと判断してください。

昨今のノンシリコンシャンプーブームによって、「シリコン=悪」という風潮がありますが誤解です。

シリコンが毛穴に詰まることはありませんし、むしろ洗浄成分が強いシャンプーにはシリコンは入っていた方が髪の毛にとって良いです。

ただ、髪の毛や頭皮がべたつきやすい人の場合、シリコン入りシャンプーを使用すると髪の毛の質感や触り心地が重くなることもあるので、そういった場合はノンシリコンシャンプーを使用することをおすすめします。

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グリセリン

多価アルコールの一種で天然油脂から作られる成分です。

髪の毛への馴染みがよく吸水性に優れているので保湿効果を見込めます。

安全性が高いのですが、配合量が多すぎると髪の毛や頭皮がべたつく可能性があるので、成分表示で何番目に表示されているか確認するようにしてください。

ヘマチン

血液の主成分であるヘモグロビン由来の成分です。

髪の毛の補修やそれによるカラーやパーマの持ちを良くしてくれるだけでなく、白髪予防や育毛が期待できる等、髪の毛や頭皮にとって非常に有用な成分です。

安全性も高いですが、市販シャンプーに配合されていることはほとんどなく、高価格帯のシャンプーに配合される成分です。

ペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)

旭化成ケミカルズ株式会社が開発した、世界初のジェミニ型両親媒性物質です。

髪の毛の補修効果があり、1分程度で髪の毛の内部に浸透する優れた特徴を持っています。

コーティングもしてくれるので特にダメージヘアの人におすすめできる優れた成分です。

キャピシル

植物とアミノ酸由来の育毛成分です。

脱毛症の治療薬として有名なミノキシジルの効果よりも上とされており、副作用の危険性もないとされています。

スカルプシャンプーに配合されていることが多い成分です。

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簡単!シャンプーの成分表示の見方

簡単!シャンプーの成分表示の見方

成分表示を見たことがある人は多いかと思いますが、成分名が並んでいるだけなのでわかりづらく、しっかりと読む人は少ないかと思います。

実は成分表示の見方は簡単で、含有量が多いもの順に記載されています。

シャンプーですと「水」がまず表示されており、その次に洗浄成分が表示されているのが一般的です。

「水」の次にアミノ酸系洗浄成分が表示されていれば、それは「アミノ酸シャンプー」ということになりますし、石鹸系洗浄成分が表示されていれば「石鹸シャンプー」と判断することができます。

シャンプーのパッケージや広告ではなく、成分表示を確認するだけでどんなシャンプーなのかわかりますので、自分で成分表示を確認すると失敗することが少なくなります。

シャンプーの成分の割合について

あくまで目安ですが、シャンプーは6割前後が水、2~3割前後が洗浄成分、1~2割前後が保湿や補修、調整剤、防腐剤等になります。

もちろん商品によって割合は違いますが、シャンプーはほとんど水と洗浄成分で構成されています。

水にハーブウォーター等を配合しているシャンプーもありますが、一般的には精製水が配合されているので、大体の割合がわかると洗浄成分がいかに重要かが理解できるかと思います。

「アミノ酸シャンプー」と「アミノ酸配合シャンプー」は別物

髪に優しい低刺激なシャンプーとして最近一般的になりつつあるアミノ酸シャンプー。

実は「アミノ酸シャンプー」と商品に表示されているにも関わらず、高級アルコール系がメイン洗浄成分となっているシャンプーは少なくありません。

そういった商品は、メインではなくサブの洗浄成分としてアミノ酸系洗浄成分を配合していることが多いです。

確かにアミノ酸系洗浄成分を配合していたとしても、メインの洗浄成分はあくまで高級アルコール系洗浄成分なので、洗浄力が強く刺激も強いです。

上述していますが、商品の謳い文句を鵜呑みにすることなく、メインの洗浄成分にどんな成分が使われているのかを成分表示を見て確認することをおすすめします。

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医薬部外品(薬用)シャンプーの成分表示に注意

一般的なシャンプーは「化粧品」に分類されていますが、薬用シャンプーは「医薬部外品」に分類されています。

「化粧品」に分類されているシャンプーは全成分表示の義務があり、配合されている量が多い順に成分が表示されています。

しかし、薬用シャンプーは医薬部外品であり、医薬部外品は全成分表示の義務がありません。それだけでなく成分の表示順も自由です。

薬用シャンプーを選ぶ場合は配合されている量が多い順ではありませんので、特定の目的がない場合は「化粧品」に分類されているシャンプーを選ぶことをおすすめします。

どんな成分が配合されているかわかりやすいので、自分に合ったシャンプーを見つけられる可能性が高いです。

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