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非接触体温計とは?仕組みや原理と精度

非接触体温計について

体温を測るために体温計を使うのは当然のことと思われますが、腋に挟んで測る時、あの冷やっとした感触が嫌だという人はいないでしょうか?全ての人ではないですが時々みえます。

デジタル式でもアナログ式でもメジャーなものだと、どうしても測定の仕方は腋の下で測ることが多くなります。しかし体温計は何もそれだけしか販売していないわけではないのです。実は体に一切触れることなく測定できる体温計もあるのです。こちらでは体に触れずに測定できる非接触体温計の仕組みや原理と精度についてご紹介してきます。

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非接触体温計とは?

非接触体温計とは?

冒頭でも触れましたが、体に一切触れずに体温を測ることができるのが非接触体温計になります。詳しい仕組みは後述しますが、主に額で体温を測定するのですが、非接触と言うことで額に触れなくても体温を計測してくれます

非接触体温計の特徴

非接触体温計の特徴は、先述通り体に接触することなく体温を測定できるところにあります。従来の水銀体温計やサーミスタ式体温計では、腋や舌下、直腸などどこかに触れていないと測定できませんでした。非接触型に似た原理で測定する耳式体温計でさえ、耳に穴で測定するため、機器が外耳道のどこかに触れます。

しかし、非接触型は額から少し離したところで測定するため、触れずに測定できるのです。またもう1つの特徴として測定速度の速さが挙がります。水銀体温計やサーミスタ式体温計の実測式なら速くて3分、確実は実測値を得たいのであれば10分程度、予測式なら20~30秒で測定できました。

それに比べてこの非接触体温計は測定だけなら2~3秒で終了します。耳式体温計でも5~10秒ほどかかるので、体温計の中では最速と言っていいでしょう。ただこれは商品によっても差があるので、あくまで平均的な速度だと思ってください。

つまり体に接触せず瞬時に測定できる体温計と言うことになります。こうなると安静体勢を取れない方、特に赤ちゃんの体温を測るのに最適の体温計と言えます。赤ちゃんは何か触れているだけでも嫌がることがあるので、耳式体温計でもいいですが、こちらの方が測定しやすいのではないでしょうか。

ただ1つ難点もあります。これだけ便利な危機なので当然内部構造は複雑であり、その分だ高価になってしまいます。利便性を求めるのであれば購入する価値はありますが、一般的な使用で体温を測るのであれば、安価なサーミスタ式体温計でも十分事足りる気はします。

また商品によって違いがあるので必ずとは言えませんが、室内の温度を測定する機能も存在します。これは後述する精度に関係してくるため搭載されている機能ですが、これ1台あるだけで温度も測定できるのは嬉しいところです。

非接触体温計の仕組みと原理

非接触体温計の仕組みと原理

非接触式体温計は赤外線を利用して測定します。先述通り、耳式体温計も同様の原理で測定をしています。

全ての物体からは、その温度に比例した量の赤外線が放出されています。その赤外線量を測定すれば、その物体の温度を知ることができます。額から放出される赤外線は、赤外線センサーにより高線量を検知され、内蔵されたマイクロコンピュータが温度数値に変換し、体温を表示します。

これは物理学の世界では有名で、シュテファン=ボルツマンの法則と呼ばれています。この法則は他に太陽の表面温度の算出やサーモグラフィにも応用されています。

赤外線で温度が分かる仕組み

赤外線は電磁波の1種です。電磁波には波長があり、その波長の短い順にγ線・X線・紫外線・可視光・赤外線・マイクロ波などが存在し、それぞれ様々な性質を持っています。

赤外線は絶対零度(-273度)以上の物体すべてから放射されています。また物を温める性質があり、これを応用したのが電子レンジです。つまり赤外線は炭火などの温かい物からだけでなく、氷など冷たいものであっても放射されています。放射される赤外線の量は絶対零度を基準とした温度である絶対温度(K:ケルビン)の4乗に比例します。

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非接触体温計の精度

非接触体温計の精度

上記の原理で測定できるのが非接触体温計ですが、その精度はいかがなものか気になる方もみえると思います。同様の原理を使う耳式体温計は製品ごとに精度にばらつきがあり、また正しい測定方法でないと信頼のおける数値が出ないこともあります

つまり、性能的には非常に便利なのですが、その精度には不安もあるということになります。正直なところを言えば非接触体温計にも同じことが言えます。正しい測定方法でなければ正確な体温は測定できません。

しかし耳式体温計と大きく違うのは、その測定位置にあります。耳式体温計は外耳道の奥にある鼓膜から出る赤外線を検知する必要があり、その中は狭いため上手く赤外線を捉えられないことがあります。

それに対して非接触体温計は額の中心あたりであれば赤外線を検知することが可能であり、目視をしながら位置を合わせることが出来るので扱いやすいという利便性があります。また商品による誤差もありますが、大体の機種が±0.1度~±0.3度の精確性となっています。この精度はなかなか高いと言えます。

唯一難点などが、非接触と言うことで額と計器の間に空間が出来てしまうので、空気の影響を受けてしまうという点です。水銀体温計やサーミスタ式体温計、耳式体温計は測定場所が接触しているため、外気などの影響を受けにくい利点が存在します。そのため、計器自体の精度は高くても、測定する環境によっては正しい数値を得られない可能性もあります。

非接触体温計の使い方

非接触体温計の使い方

非接触体温計は上述通りの精度となるので、まずは正しい使い方を知っておくことが必要となります。こちらではその使い方を簡潔にご紹介しますが、詳しくは関連ページでもご紹介していますので、そちらも参考にして使用してみてください。

  1. 安静状態を保てるようリラックスして座る
    (他者に測定してもらう場合は安静状態で寝られる状態でも可能)
  2. 本体の電源を入れ、℃の表示が出るのを確認する
  3. 額の中心の辺りから2~3cm離してボタンを押す
  4. 自動的に測定が始まるので、測定が終了するまでの2~3秒間待つ

商品によってはボタンなどの操作に違いがありますので、説明書もよく読んだうえで測定をしてください。大抵のものは測定終了と同時に、測定終了を知らせる音が鳴ると思います。

>>おでこでの体温計の使い方と正しい体温の測り方

定番のおすすめ非接触体温計:厳選3種

定番のおすすめ非接触体温計:厳選3種

それでは非接触体温計の定番おすすめ商品をご紹介していきます。高機能のものが多く、基本的には高価なものが多いですが、その中でも操作がしやすいく性能がいいものを中心に厳選した3種をご紹介してきます。

>>人気の非接触体温計おすすめランキング

エー・アンド・デイ(A&D) / UT-701 でこピッと

現在の価格はコチラ

エー・アンド・デイから発売される非接触体温計です。素早い計測で検温できるのはもちろんのこと、メモリー機能を搭載しており、25回分の体温が記録できます。また発熱アラームも付いているので、熱がある時には測定度同時に瞬時にお知らせしてくれます

室内温度は10~40℃の間での測定が推奨されていますが、現在の室温も表示してくれるので規定内での測定かどうかが一目でわかります。デザインも見やすいモニターを搭載し、持ちやすいデザインと1ボタンで簡単検温できる設計なのが嬉しいところです。

>>A&Dの体温計について詳しくはコチラ

ドリテック(DRETEC) / TO-400 非接触赤外線体温計

現在の価格はコチラ

ドリテックから発売されている非接触体温計です。ボタンを押すだけの簡単操作で最短約2秒でスピーディーに測定できます。また暗い部屋の使用に便利なバックライトや、最大32回分の体温測定結果を保存できるメモリー機能も付いています。

体温のほかにミルクや水面の温度なども測れる温度計モード付となっており、赤ちゃんのミルクやお風呂の温度を測るのに便利な計測器にもなります。電源の切り忘れに安心のオートパワーオフ機能も付いているので、無駄な電池消費も抑えられます。

>>ドリテックの体温計について詳しくはコチラ

シースター(SEASTER) / S-703 非接触赤外線体温計 ドクターサーモ

現在の価格はコチラ

シースターから販売される非接触体温計です。額にかざして約1秒で瞬時に体温を測定できます。計測したい位置から10cm以内でプローブを向け測定スイッチを押すだけの簡単操作です。従来のものより離れていても測定できる優れものですが、空間が空きすぎるとその分だけ外気温の影響を受けやすいので注意してください。

暗闇でも便利なバックライトも付いており、人体の他に水や湯などの対象物の温度も計測できるモードもあります。電池寿命は約3000回の連続使用に耐えられる省エネ設計にもなっているのも嬉しいところです。

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