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始まりは1609年のイタリア!体温計の歴史

体温計の歴史

日常の中で体温を測るために使用する体温計ですが、その歴史は非常に古いことを皆さんはご存知でしょうか?長い歴史を経て、様々な試行錯誤がなされ、現在の体温計になりました。

そこまでには時代背景と共に発展してきた技術や企業が関わってきています。しかし、正確な文献もそれほど残っておらず、今に伝わる体温計の歴史は諸説あるのです。そこでこちらではそんな体温計の歴史について有力なものについてご紹介していきます。

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1609年:体温計の誕生

1609年:体温計の誕生

まずは世界で初めて作られた体温計についてご紹介してきます。世界初の体温計は1609年のイタリアにてサントーリオ・サントーリオのてによって作られました。彼は同時代に生きていた地動説で有名なガリレオ・ガリレイの同僚と言われています。

世界で初めての体温計とは?

世界で初めての体温計は気圧の熱膨張を利用した体温計になります。これはガリレオによる気体の熱膨張を応用した寒暖計に触発を受けて作られました。サンロリオが作った体温計は蛇行するガラス管の一方を球型に加工し、もう一方を水入りの容器に入れるという単純な構造のものでした。

ガラス球を口に含むことで内部の空気が膨張し管内の水位を押し下げる度合いを目盛りで読み、それで体温を測定する仕組みとなっていました。しかし、処女作となるこの体温計は正確には測定できず、その臨床的意義も曖昧なものでした。

体温計の改良

最初期のものは人体の体温のデータもなく、体温計に刻まれた目盛りもいい加減なものでした。これはサントリオが温度計ごとに勝手につけた目盛りだったためです。しかし、この温度計を使ってデータを集めていくうちに、正常な人間は一定の体温を保つことに気づきました

当時はこれを検査などに使うという発想はなく、医療において正確な体温数値が必要と言う考えもなかったので、このようなものでも問題はなかったのでしょう。

さらに1691年にカルロ・リナルディが沸点を発見し、それまでに分かっていた氷点を基準にして目盛りが作られるようになりました。また1714年、ドイツの物理学者G.D.ファーレンハイトが革袋でこした水銀を使った華氏温度計を発明、これを使って体温は華氏96度であることを見つけたことにより、寒暖計も信頼できる精度になり、それにより体温計の精度も上がりつつありました

体温計が病人に使われるようになったのは1858年以降のことだと言われています。この年ドイツの高名な医学者カール・ウンデルリッヒが病気によって熱型が違うことを報告しました。以来、病気の診断に体温測定が不可欠になったことにより、病人に使われるようになったのです。

そのときに使った体温計は長さ30センチ以上もある5分間計で、取り出すと下がる体温計だったと言われています。

華氏とは

華氏温度計とは日本での呼び方ですが、これはファーレンハイトを中国で華倫海と漢字で書いたことにより命名されました。華氏は単位を「°F」と表記します。日本で使っているのは摂氏(セルシウス度)と呼ばれ単位は「℃」を使っているのはご存知のことかと思います。この華氏と摂氏の関係は以下のようになります。

0°F = -17.8℃

現在は計量法上では、このファーレンハイト度や華氏度を使用することは禁止されています。

サントーリオ・サントーリオってどんな人?

そもそもサントーリオとは誰なのか、ガリレオ・ガリレイの同僚であることは既にご紹介させていただきました。彼はイタリアの医学者をして有名です。逸話としては、食べた食物が体の中でどうなるかをつきとめようとして自分自身を秤にかけて様々な実験を試みたものがあります。

彼は大きな秤に乗って体重を量り、続いて食事をとって量り、また自分の糞尿などの排泄物の重さも量りました。その結果、排泄物の重さが摂取したものの重さより少ないことを発見しています。

また、時間がたつにつれて体重が減ってくることにも気づきました。彼はこの重さの変化を「食物が汗のようなものに変わったため」と考え、「8ポンドの食物を摂取すれば通常、目に見えない発汗量は5ポンド」と説きました。

これが現在の「不感蒸泄」や「基礎代謝」というもので、人間の水分は気がつかない間に汗となって蒸発してしまうことや、栄養分が体の中で代謝されるという事実です。これらの現代生理学の基本となる現象を初めて証明したのでした。

一説によれば、彼はこの実験を30年間も続けたと言われています。この執拗な計量の実験は科学的近代医学の礎となり、後世に伝えられています。

1866年:水銀体温計の誕生

1866年:水銀体温計の誕生

さて、1世紀ほどの改良で気体の熱膨張による体温計の精度は上がっていったものの、それでも限界はありました。より正確な体温を測るためには構造の抜本的な改良が必要ということになり、別のもので作ることも視野に入れられるようになりました。そこで考案されたのが水銀体温計になります。

しかしこの考案と誕生の経緯には説が2つあり、正確な考案者は特定されていない状況です。その2つの説についてここでは触れていきたいと思います。

トーマス・クリフォード・アルバット説

一説にはイギリスの内科医であるトーマス・クリフォード・アルバットが1866年に開発したと言われています。これは人間の体温測定のために特別な寒暖計の必要が認知され、従来のものより軸を15cm足らずの短いものにした、より使いやすい形のガラス製小型平型の懐中体温計を作ったと言われています。

この際、内部を気体の熱膨張式のものから、新たに水銀式のものになったとされています。気体の熱膨張式だと体温を測るのに20分もの時間を要し、自身の診療に利用するには効率が悪かったためです。これにより患者の体温測定が一般化した、とされています。ただそれに関する正確な記述は残っていないため、あくまでもアルバットが作ったのではないか、と言う説があるということになります。

C.エールレ説

もう一つの説がドイツのC.エールレによって考案されたとされる説です。この当時、細菌学や細胞病理学の目覚ましい進歩により、各種疾患の原因が次々と解明されるようになりました。さらに疾患特有の体温曲線も明らかになり、臨床検温の地位が築かれています。そんな中で臨床検温をする際に正確な体温を測る必要があったため、水銀体温計が開発されたと言われています。

その他の説

これ以外にも1861年にJ.J.ヒックスが初めて体温計を作ったという説もあります。これは彼が開陽温度計を作ったという確たる証拠がアイルランドのAGB科学博物館に残っており、同博物館が水銀体温計をヒックスが作ったと主張しているためです。確かに可能性としてはあり得ますが、これも正確なことは分かっていません。

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日本における体温計の歴史

日本における体温計の歴史

日本における体温計の歴史も紐解いていきましょう。とは言っても、こちらも情報が錯綜しており、正確な伝承が伝わっていないところもあります。そんな中で有力なものをご紹介してきたいと思います。

日本で初めて作られた「温度計」

ヨーロッパで作られた温度計が日本に伝来するのは1765年のことになります。時代は江戸で、蘭学を学び、日本で医学を研究していた杉田玄白が活躍していた時代でした。

また日本の発明家である平賀源内も同時期に活躍しており、彼は温度計の作り方について杉田玄白や、同じく蘭方医である中川淳庵に解説したとのことで、オランダより輸入された温度計を研究し、3年後の1768年に日本で最初となる温度計を作ったと言われています。

日本初の水銀体温計

しかし、源内が作ったのはあくまで温度計であり、体温計は日本に来たのは先述のアルバットが開発されたとされる小型化されたものだと言われています。これが輸入されたのが、明治時代に入った1867年のことだとされています。

その後は海外の体温計に頼り切りでしたが、やがて1883年に日本初のガラス製水銀体温計を山口県防府市の薬局店主柏木幸助によって作られ販売されたと言われています。柏木体温計は1900年代に実績を大きく伸ばし、昭和に入っても存続していったと言われています。

日本初の電子体温計はテルモ?

しばらくはこの柏木体温計と海外製の体温計で賄われていましたが、やがて第一次世界大戦の影響で、当時体温計を輸入していたドイツやイギリスからの輸送が途絶えてしまったことにより、医師の間で良質な国産体温計の製造が強く望まれました

そこで1921年に当時大日本医師会会長で医学会の重鎮であった北里柴三郎をはじめとした医学者が「赤線検温器株式会社」を設立しました。これが現在のテルモの前身となっています。この会社により、より精度の高い良質な水銀体温計が作られるようになりました。

その製造は戦後まで続きましたが、高度経済成長期の真っ只中で水銀が原因で起こった水俣病により、使用されている水銀の安全性が問題視されるようになりました。水銀体温計は温度をリセットするために、慣性の力を利用するため、本体を振らねばならず、それにより損傷すると水銀がばら撒かれてしまうことがあるためです。

そのため、水銀体温計に代わる新しい体温計の開発が必要となりました。世界では1970年にアメリカ陸軍の軍医のジョージ・パーキンスが電子体温計を考案し、アイオワ州の器械店で手販売しはじめていました。壊れにくく、それまでのアナログ表示でなくデジタル表示の電子体温計は急速に普及していっています。

それに続く形で、日本でも1980年からテルモが電子体温計の開発に取り組み始めています。これが日本で初となる電子体温計とも言われています。

>>テルモの体温計について詳しくはコチラ

水銀体温計から電子体温計へ

水銀体温計と同様に使いやすく、しかも水銀体温計より壊れにくい電子体温計の開発が勧められ、1983年に病院向け、1984年に家庭向けに「平衡温予測方式」の電子体温計を発売しました。これは、これまでの水銀体温計の測定時間を大幅に短縮し、約1分で予測検温できるものとして、市場に広く受け入れられました。

その後、予測式はその精度に問題がある商品もあるとされ、実測式のものも開発されるようになりましたが、いずれにしろ電子体温計は、その利便性から一気に普及していきました

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